発熱のある患者様へのお願い
当院では、発熱、咳、喉の痛みなどで新型コロナウイルス感染症が疑われる患者さんの診療は行うことができません。発熱があり当院受診の希望がある患者さんはお手数ですが、あらかじめ診療時間内にお電話でご連絡、ご相談ください。
発熱があり、咳や喉の痛みなどの風邪症状がなく泌尿器科の病気が疑われる患者さんの診療は、個室へ隔離させていただいた上で行っております。泌尿器科の病気で発熱する可能性があるのは、「腎盂腎炎」、「細菌性前立腺炎」、「精巣上体炎」などの尿路感染症です。「膀胱炎」のみで発熱することはありません。「腎盂腎炎」は排尿時痛、排尿後下腹部痛、残尿感、頻尿、血尿などの膀胱炎症状に加えて、典型的には左右どちらかの腰背部痛(腎臓の部位)が生じます。「細菌性前立腺炎」は排尿時痛、残尿感、頻尿、排尿困難などの症状が特徴的です。「精巣上体炎」は左右どちらかの陰嚢(精巣付近)の腫れ、痛みが生じます。37度以上の発熱に加えてこれらの尿路感染症の症状があり受診希望の方は、事前にクリニックにお電話いただいた上で、来院時間などを決定させていただきます。尿路感染症が疑われる患者さんでも、発熱と共に咳、喉の痛みなどの風邪症状をみとめる方は、大変申し訳ありませんが受診をご遠慮いただき新型コロナウイルス感染症のPCR検査を実施できる医療機関への受診を勧めさせていただく場合がございます。ご不便をおかけいたしますが、ご理解のほどよろしくお願いいたします。